2017/10/04
そろそろ鍋料理が食卓にのぼる頃です。今月の和食トリビアは、おでんとおでんに欠かせない芥子を取り上げます。
◆おでん(煮込み田楽)
関西で関東焚きとも呼ばれているおでんは、田楽が語源といわれ、「おでんがく」が略されて「おでん」になったといわれています。田楽という名称は14世紀に既に記録のある歴史の古い料理で、豆腐を串に刺して焼いて味噌をつけたものが始まりとされています。
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◆芥子(辛子)
おでんに欠かせない薬味に芥子があります。
日本の芥子はアブラナ科のカラシナの一種であるワガラシ(和芥子)の種子から作られます。和芥子は、シニグリンと呼ばれる山葵にも含まれる辛味成分を持ち、鼻にツーンと抜けるような刺激の強い辛さがあります。
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